「おーい、パチュリーッ!」
「……何よ騒々しいわね」
「まぁまぁ、そうカリカリすんなって。この前のお詫びを持ってきたんだ。ほら、イチゴのショートケーキだぞ〜」
「ふーん……。ありがとう」
 この前、オチがメモされている推理小説という物を私に貸してくれた魔理沙が、お詫びにケーキ?
 全く、微妙に気が利くんだから。
「さぁ、食べろ」
「はいはい」
 フォークを受け取って、早速食べる事にする。美味しそうだわ。
 まず一口。甘さで口の中が満たされる……。快感ね。
 美味しいから、あっという間にメインディッシュ。最後にとっておいた、真っ赤なイチゴ。いただきま……
「あれ? イチゴ嫌いか? だったら私が食べるぜ」
「!」
「うーん、甘酸っぱくて美味いな。ん? どーしたパチュリー?」
「……私のイチゴーッ!」
「おっ、おい! ロイヤルフレアは危ないって! 落ち着け! ああああ……」

END

「面白い!」「ここはこうすれば?」「うん……まぁいいだろ」とか何でも構いません。
お暇でしたら是非感想を!

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